1947-12-11 第2回国会 衆議院 予算委員会 第1号
この点について、これを本日の毎日新聞に加藤勘十氏もくれぐれも言つておりますが、將來新円大口利得者に対する課税あるいはやみ物資の不当利得者に対する課税、あるいは特殊物件の轉賣益金に対する課税、價格差益金に対する課税、こういうことを財源として考慮するかどうか。
この点について、これを本日の毎日新聞に加藤勘十氏もくれぐれも言つておりますが、將來新円大口利得者に対する課税あるいはやみ物資の不当利得者に対する課税、あるいは特殊物件の轉賣益金に対する課税、價格差益金に対する課税、こういうことを財源として考慮するかどうか。
第三に藏相は、事業所得の七万円以上の税率を高くして、これによつて新円大口利得者から取る。こういうふうに言つております。ではこの收入として一体幾ら見込んでおるか。僅かに三十九億円ではないか。九百億の歳入の中、僅かに三十九億円がいわゆる非常に宣博される新円課税である。私は今や藏相が正気なのかどうかを疑わざるを得ないのであります。